平面図ブLabo! 映像研究部

ウォレスとグルミット、危機一髪」と「小鷹拓郎初期映像集」と「阿佐ヶ谷美術専門学校修了作品集」を見ました。

ウォレスとグルミット、危機一髪」はとても完成度が高いですね〜。照明やカットがとても凝っているように思います。クレイアニメとは思えないほどの迫力あるシーンがいっぱいでてくるのに、なんかマヌケな内容がいいですね。



「小鷹拓郎初期映像集」は小鷹君がアーティストとして活躍する前の映像作品で、CTスキャンの画像みたいな気持ち悪い作品やコラージュを使ったアニメーションなど、いろいろな技法を模索している感じがします。
その中でも特に良かったのが8ミリで将来の奥さんとなるトモちゃんを延々と撮影している作品でした。なんか見ているとこっちが恥ずかしくなってしまうくらい初初しかったです。



「阿佐ヶ谷美術専門学校修了作品集」はカメラマンの佐藤心くんやアブラウリでアニメを上映してくれた土屋萌児くんの貴重な映像作品をみる事ができました。
ちょっと話はそれますが、学生の作品ってむき出しの生の感性で作っている感じがして見ていて新鮮ですね。狙っている感じがまったくしない。もちろんそれが面白いかどうかは別だけど、なんか考える事が分かるというか、頭の中まる分かりみたいな感じがします。

そんな貴重な作品集ではありますが、なぜか途中で格闘技のテレビ録画になるは、テープがデッキに絡まるはで、もう見る事ができないかもしれない状態になってしまいました、、、、なんかツイてないビデオテープですね、、、、残念。



あと、先週の水曜日は「悪霊ボマの響き/バリ島の楽器ジェゴグ」というドキュメンタリーをみました。

ジェゴグとは竹でできた木琴みたいなもので、村ごとに楽団があり、お祝いの時なんかに演奏したり、村(楽団)対抗で音色やダンスや舞を争ったりするそうです。演奏する人達がみずから楽器や飾りを作るのが、レゲエのサウンドシステムみたいで面白かったです。