映像研究会

毎週金曜日夜10時から、地味につづけている映像研究会。

相変わらすクラシック映画を見ています。

まずは、、。H・G・ウェルズの原作と脚本によるイギリスの映画「来るべき世界」。

架空の町エヴリタウンを舞台に、いろいろな歴史をたどりながら未来へ向っていくとい人類の物語。
戦争が起こったと思うと、町が戦国時代みたいな状態に、、古代の科学技術「飛行機」を必死に復活させようとすると、いきなり宇宙人みたいな人間がUFOみたいなのに乗ってやって来て、、、、とまったく展開が読めない。
しかし映像やレトロフューチャーな未来都市なんかは見ているだけでもウキウキしてきます。


つづいて、「アジアの嵐」ロシアの映画みたいです。

かなり平たく言うと殖道支配している白人にチンギスハンの末裔と勘違いされたアジア人がいきなり怒りだすという、これまたよく意味の分からない映画。ロシア映画はとりあえず革命好きですね、、(前見た映画は火星まで行って革命を起こそうとしてましたからね)。
でも白人を歓迎するお祭りのシーンとか、坊主のアジア人がウマに乗って疾走する最後のシーンとか、けっこう印象に残ります。


最後にドイツの映画「ヴァリエテ」

これは前に見た「鉄路の白薔薇(LA ROUE)」以来の大当たり映画でした。
これも平たく言うと仕事仲間が奥さんと不倫し、それを知った旦那が怒りだすという話なんだけど、スリリングな心理描写や表現力はヒッチコックの映画のようで、最後までドキドキしながら見る事ができました。これは本当に素晴らしい映画だと思いました。



これからもいろいろ見ていきたいと思います、、。